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2009年4月25日 (土)

ホンモノ ニセモノ・・・・・もう止めましょう!!!

ジュエリーの歴史を知れば知るほど ”偽物”とか ”本物”とか は セールスのために使われている言葉であり 消費者も 本物志向というものの意味を錯覚している様に思います。

購入者が 王公貴族から資本家 さらに一般庶民と移り変わる事によって ジュエリーは芸術品 工芸品から 工業製品へと変わり
現在のジュエリーは 使用価値しかない流行品がほとんどです。
勿論現在でも ハイジュエラー”グラフ”の様に交換価値もあり 希少価値のあるジュエリーを作っているところもありますが 例外的で一般的には見ることもかなわぬ作品です。

ダイヤモンドも 1880年代になると供給不足が解消されてきます このころから 大衆化と言うジュエリーの機械生産が始まりますが 地金は銀が中心でした。(このころの大衆は資本家です)
エドワーディアンの時代にプラチナが使われましたが ロシアからの供給が途絶え ホワイトゴールド中心に変わります プラチナは欧州では約30年の歴史でした
現在プラチナを使って作製するのは ハイジュエリーと呼ばれるものだけになっています。また カリスマデザイナーJARは 地金にニッケルを使うことさえ有るんです。

1980年にはダイヤモンドもオーストラリアから 年間5000万カラットも生産される様になり さらに低価格の工業製品としてのダイヤモンドジュエリーがアメリカ 日本を席捲していきました。

エイワーディアン時代は王侯貴族の大ぶりなジュエリーが主力で 量産されたのは 縮小されたり 一部のモチーフを使った物だったそうです。(王公貴族やハイジュエリーに レプリカはあつても一般のジュエリーに トラヴェル用なんか必要のないものです)

さらに近年天然石を レザー 圧縮 加熱 ・・・・等 お化粧が多くなっています。勿論 これも非処理天然宝石というものが御座います。

これらの事から 一般ジュエリーを 本物と呼ぶこと自体可笑しいことです。
装飾品として 装いに合わせ 場所 相手に合わせお使い頂くものです 勿論流行品ですので買い替えもお願いしたいのです。

夕刊で田中康夫さんの記事を読みました フランスでは ”ブーランジュリ”を名乗れるのは店舗だけではなく自分で作ったパンを販売している所だけだそうです 其れは法律で決められているそうです。 
パンだから? パンでも ?か解りませんが ある意味規律があります。

ジュエリーは 宝石鑑定士といっても公的なものではなく あくまで性善説の上に成り立っている業界ですから 消費者の方もモット知識を持つて頂きたいと思います。

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